整備士時代

整備士は体をしっかり整えることが大事です。体は資本 ~整備士時代のお話し~

整備士は身体が資本の仕事です。

なのでサラリーマンといえども整備士は体作りもある程度必要と私は思います。

先輩からはとりあえず食べろなんて言われて無理やりご飯を食べたりしていましたよ。

これは力士の発想なので無視しても良いですが、体力が必要なので食事もなるべくは食べた方が良いです。

体調不良や怪我をすると仕事に影響が出ますので、しっかり食べて良く寝るのはあながち間違いではありません。

みなさん体を整えるのはとても大事です。

本題ですが、車の部品は重たいです。タイヤなども決して軽い物ではありませんからね。ある程度筋力は必要なわけですよ。

特に私がいた大型業界なんて。。筋力ないと生死に関わることとかありますから。

フライホイール(多分40~50kg)を頭よりも上に上げないといけないしタイヤもホイールが付くと50㎏以上したかもしれません。

そんな物ばっかり持ったり運んだりするとどうしても腰に負担がかかってしまい【腰痛】になっていってしまいます。。。整備士は腰を痛めている人がとにかく多い!

今回はそんな体験談や整備士業界全体の悩みである【腰痛】になりにくくするにはどうしたらいいかなどを解説していきます。

これから整備士を目指す方は腰痛になる前に対策をしっかりしておきましょう!

それではいきましょー!

 

整備士の宿命?ぎっくり腰について

もはや整備士にとって宿命ともいわれるのが腰痛と言いますか整備士以外でも悩みを抱えている方は多いですよね。

腰痛って実は原因がまだ完全には分かっていないそうです。

ただ主な原因はストレスだったり筋力不足、姿勢の悪さが挙げられます。

その中で整備士が特に悩まされるのが【ぎっくり腰】です。

ヨーロッパでは魔女の一撃なんて表現されるそうですよ。むちゃくちゃ恐い表現ですね。。。どういう一撃だよ。

ぎっくり腰は要するに腰の捻挫みたいなものでなってしまったら2~3日動けなくなってしまう症状みたいです。

私の先輩もぎっくり腰に一回なってから癖みたいになるようで定期的に痛みとかが出るなんて話しを聞きました。整備士は腰を曲げて仕事をしたり重い部品を運んだり日ごろからかなり腰には負担をかけて仕事をしています。

ちなみに私は腰がとてつもなく頑丈で幸いにも腰痛には悩まされることはありませんでした。

(ぎっくり腰にならなくて仕事していないんじゃないかと思われてたかもしれませんね。汗)

ぎっくり腰になると最悪仕事ができなくなる事もあり得るのでみなさんしっかりケアは忘れないでください。

 

 

そもそも原因は?

そもそも整備士はなぜなりやすいと言われているのか?それは腰回りの筋肉のバランスが悪くなっていることが挙げられます。

物を持ち上がる時、固いボルトを緩める時に使う筋肉は背筋を使います。改めて意識してみると確かにそうなんですよね。みなさんも意識してみてください。

固いボルトを緩める時は押し方向だと力もかけづらいし、工具が外れた時に体が前に倒れてしまう恐れがあるので一般的には引く方向でボルトなどは緩めます。

中々それに気づいて自ら腹筋を鍛える人は少ないのかなと感じます。

バランスが悪くなりある時に無理した動作をしてぎっくり腰にになってしまうのかなと思います。

なのでそうならないためにも日ごろから対策をしていきましょう!

 

対策方法

対策方法としては
・悪い姿勢を直す
・ストレッチ
・体を鍛える

これをするだけでかなり予防にはなると思います。実際に私はこれに気を付けてきたので今でも腰は頑丈だと思っています。

参考資料:JCA

http://www.cranenet.or.jp/susume/susume07_10.html

悪い姿勢は意識的に猫背にならないようにした方がいいですね。前かがみになることが多いので作業がひと段落したら伸びなどをして姿勢を意識してください。

参考資料にもありますが物を持ち上げる時も腰からではなく足から上げるイメージで物を持ち上げた方が良いみたいです。

ストレッチは体の筋肉をほぐすと体の負担が減るのでお勧めです。ストレッチは日ごろからやっておくとストレスも軽減されるので良いと思います。

体を鍛えるのであればまずは腹筋をして予防をしましょう。現在腰痛持ちの方は無理な筋トレをするとかえって痛めてしまうので無理しないでください。

大事なのはインナーマッスルみたいでインナーマッスルを鍛える運動をした方が良いです。

私は腹筋ローラーで体を鍛えていたりしていました。最近では効果がないと言われたりしておりますが、普通の腹筋をしつつ気分転換に使ってみるのもありだと思います。私はやった充実感があるので使っています。

自分なりに予防策をたて腰痛にならないように気を付けていきましょう!

 

大型整備は重い物を持ったり運んだり無理な態勢で仕事をしたりするので腰痛のリスクがどうしても高くなってしまいます。

ぎっくり腰にならないためにも腰回りの筋肉を鍛えて仕事や私生活に支障をきたさないようにしていただければと思います。

今回は以上になります。ありがとうございました!

ike-masu

 

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