モンキレンチ 工具の取り扱い

工具箱には1本入れておきたい工具!モンキレンチについて
~工具の取り扱い~

こんにちは!

 

今回は皆様も見たことがあるんじゃないかな?そんな工具

【モンキレンチ】について書いていきまっす!

 

私は昔からモンキーレンチと呼んでいますが、これは日本での呼び名のようで海外ではアジャスタブルレンチとも言われているそうです。

さらにはJIS規格(日本工業規格)での正式名はモンキレンチだそうです。伸ばし棒がいらないんですね。初めて知りました。。

名前の由来、気になりますよね。僕はずっと気になっていて良い機会だし今回調べました!

調べた結果は以下の通りです↓

現在のモンキレンチの原形となる工具を発明したCharles Moncky氏の名前に由来するという説や、モンキレンチの原形となった工具の頭部の形状が猿のような形をしているからという説があります。

引用先:KTC

諸説有りパターン!結局曖昧なまま今日にいたるそうです。

なのでみなさんも呼びやすい呼び名で呼びましょう!私はかっこいいからアジャスタブルレンチって言ってみようかな。いや、言いやすいモンキレンチって言うな。。

参考 JIS規格番号:B4604

 

 

前置きはさておき、モンキレンチって1本持っておくとかなり便利なことは皆さんご存知でしょうか?

アジャスタブルレンチと言われるだけあって、対象物のボルト、ナットに対して【調整】して合わせることで緩めたり締めたりすることができます。

 

それではいってみましょー!

 

 

 

使用方法

モンキレンチはスパナみたいな形状ですが使い方や用途が微妙に違います。まずはそこから説明しようと思います。

モンキレンチは固定されている上あご、可動する下あご、下あごを調整するウォーム、グリップから成っています。

ウォームで下あごを動かして対象物に対してガタがなくなるまで合わせてあとは緩める、締める作業を行います。

提供:KTC

この時大事なのは回す方向は下あご側に回してください。上あご側に回すと下あごが離れて口が開いていきますので、ボルトやナットの頭を痛める可能性がありますので気を付けてください。

モンキレンチって便利ではあるんですが正しい使用方法を守らないとボルトなどを痛めるリスクがスパナよりあるのかなと私は思います。

 

 

オフセット角度について

モンキレンチがスパナより優れている所はボルトナットだけでなく四角形の部材なども回せる所です。口が調整できるのでアバウトなサイズの物でも口が合わせられるのは便利ですよね。

↓L型の部分でもモンキレンチなら回せます。

参考:フローバル株式会社

 

そこでモンキレンチは四角い効率良く頭を回せるようにオフセット角度を22.5°(23°)に設定しているものが多いです。

(四角いものの送り角は最低90°、ボルトなどの頭は最低送り角60°)

↓参考:https://ktc.jp/kiso/lesson/adjustable_wrench.html

KTCさんの説明が非常に分かりやすい!お借りしました。。。

 

ただ、22.5°の送り角だけではなく15°の物も増えてきていますので好みで選びましょう!

僕は2つ持ちたいかな。。。

 

注意点

注意点としては【本締め】を避けた方が良いことです。

使用方法でも少し触れていますが、モンキレンチはガタが少しあり力が逃げやすいです。

力の掛け方も一方向のため無理に工具を回すとボルト・ナットを痛める可能性があります。

なのでモンキレンチでは緊急ではない限り本締めをしない方が良いです。最後にはメガネレンチなどで締めましょう。

メーカー紹介

最後にメーカーを2社紹介します。私は両方とも持っていないのでこの2社のモンキレンチが欲しいなという観点で今回選ばせていただきました。

 

BACHO(バーコ) 国:スウェーデン

BACHOは何といっても世界で初めてモンキレンチを世に出した老舗メーカーです。

素材は軽量かつ丈夫な『スウェーデン鋼』を使っているのが特徴で非常に精度も良い物です。

BACHOのモンキレンチはオフセットを15°に設定しているので首を振りづらい狭い場所でも活躍してくれると思います。

ちなみにBACHOはウォームの回転方向が日本製のと逆なので始めは慣れないかと思います。

メーカーとしても一流なので是非所有してみてはどうでしょうか?

 

 

TOP工業 国:日本

TOP工業のモンキレンチは私ホントに1本は欲しいなと思っています。

というのも通常モンキレンチは構造上ガタが発生してしまいます。これは仕方ないかなと思うのですが私はこのガタが苦手です。なんかすぐ開口部の広さがずれてしまっていちいち調整し直すみたいなことがあるんですよ。

ただTOPさんは『ZERO』シリーズというものでガタなしというものを販売しているんです!

一回触ったことがありますがホントにガタつかない!もうスパナとモンキのいいとこ取りじゃないですか!って思いましたね。

ガタがないので再度調整する手間を省けて作業効率も上がるのかなと思い購入を考えている次第です。

しかもワンサイズ上の口開きなのも助かるポイントだと思います。

日本の力を見せつけてくれる。そんな工具だと思います。

 

他のメーカーも沢山良い物を出していたりなんか変わり種の物もあるしで迷いましたが今回は私が欲しいなぁと思っているメーカーを選ばせていただきました。他のも別の機会に紹介したいと思います。

 

モンキレンチはエア配管や水回りのお仕事などにも結構使ったりするのでご家庭に一本あるといざというときに使えたりするのでみなさん持ってみてもいいのではないでしょうか?

 

 

今回は以上です。ありがとうございました!

 

ike-masu

 

 

 

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