プライヤー

似ているけど使い方が違う工具! 
第三弾 プライヤーについて

こんにちは!

 

今回はシリーズの集大成【プライヤー】について書いていきます!

 

詳しく入る前に伝えたいことがあります。

 

プライヤーって物を掴む工具なので結局ニッパーもペンチも大きいくくりだとプライヤーになります。。。

 

ただこのプライヤーという工具には大分助けていただいていたので今回くわしく書いていこうと思います!

 

 

 

それではいきましょー!

 

プライヤーという工具について

プライヤーとは物を掴むことに特化している工具です。
プライヤーはペンチとは違い材料を切断することはできません。あくまで物を掴む工具です。
刃がない分口を大きく開くことができ丸いものなども掴めます。
↓これが基本的なプライヤです。日本的に言うやっとこみたいな感じですかね。
参考:ロブテックス
昔、ガソリンスタンドでアルバイトをしていた所にもありましたが、正直『これって固いラジーターキャップ外すぐらいで他に使い道なくない?なんか口が広がったりして掴みにくいし』みたいなマイナスなイメージがあった気がします。
ですが今!家にもこれがないと不便だぞ!そんな気持ちにまで私は変化しました。
なぜかと言うと、プライヤーは熱くなった材料を持ったり、固くて手では緩められないものを緩めたり、私なんかはグリスでベタベタになったものを手で触りたくないからプライヤーで掴んだりと多様性はかなりあるのかなと思います。(無理してくれてありがとう!)
このプライヤーを自分の手の代わりに使うと整備の作業スピードも上がる思います。
(追記:プライヤもワイヤカッターの部分があるそうです。知らなかった。。)

種類

コンビネーションプライヤー

コンビネーションプライヤーというのがスタンダードになるのかなと私は思います。
先端で材料を掴む、挟むことができ、奥の方にも丸いパイプやボルトナットなども掴めます。
コンビネーションプライヤーにはお世話になりましたねー。それこそ素手で持ったら危ない物、汚れる物を私の手の代わりに掴んでいてくれました。ありがとう!(泣)
コンビネーションプライヤーは口の開きが二段階調整できてある程度のものは掴めます。
↓このビスの部分を軸に左右に動かすことで調整できます。
参考:モノタロウ
とりあえず工具箱には一つ入れておきましょう。必ず何かしら役に立ちますので。

KTCのプライヤはソフトグリップが付いていて安全性も高いのでよいのではないのでしょうか?
ただ私はなぜだかこのタイプをよく使っていました。↓

なぜだがこのグリップなしのタイプを使うんですよねぇ。なんとなく使いやすい印象があります。
それに値段も結構リーズナブルですからね。
自分の好みに合った物を選びましょう!

ウォーターポンププライヤー

これもよく助けられました。調整が多く大きく口が開き水道管などのパイプなどを掴むのに使えます。
私はよくホースバンドを開く時に使っていました。口が大きく開きますからね。バスの部品全体的にでかいんですよ。コンビネーションプライヤーだとイマイチな時が多かったです。
↓私は現役の時にこれが欲しかった~!そんな工具です。

このコブラはアジャストが細かくできて尚且つ軸がプッシュ式なのでその位置で固定できるので反復作業がスムーズにできるんですね。
しかもがっちり食いつくのでパイプなどもしっかり固定できたりある程度ならスパナみたいにボルトなども回せるそうです。
これは欲しかった~。でもいつも後回しにして結局買わずに整備士辞めちゃいましたね。
いつか買ってDIYにでも使いたい工具の一つです。多分オーバースペックでしょうけど。

バイスプライヤ

参考:ロブテックス
この工具は中々馴染みがない工具なのかなと思います。
私は前の会社に入社した時に初めて見ましたし、ドライバーやニッパーみたいに頻繁に使うものではないのかなと思います。
ただこの工具は使ってみると非常に便利で私は重宝していました。
最大の特徴は、掴んだら掴んだままロックしてくれるところです。
通常だと手で掴んだままなので片手が塞がってしまいますが、これはロックしてくれるので手が塞がるようなことがなくなります。
さらにはしっかりロックしてくれるのでボルトやナットも外せたりもします。あくまで緊急時のみですが…
材料を貼り合わせて固定したり板金する際に材料を固定すのなんかにはピッタリのものではないのでしょうか?
注意点としては締めすぎるとロック解除が難しくなります。後ろにダイヤルの調整のダイヤルがあるのですが調整が慣れるまで難しいかなと思います。
そして外すときにいきなり開くのでケガだけは十分注意して使ってみてください。
持っていない人は持っている人、あるいは会社などにあったら使ってみましょう。
↓2つ載せておきます

ロブテックスさんは日本のメーカーでエビのマークが特徴的なメーカーです。
上のコンビネーションプライヤーは国産第一号でロブテックスさんが作ったそうです。(HPより)
製品も良いと思います。
私の会社にあったのもロブテックスさんだったような気がします。お世話になっております。
HP

これは私自身最近個人的に買いました。いつ使うんだよって感じですが(笑)
これはネジザウルスで有名なエンジニアさんから出しているバイスプライヤーです。
私は固くなったネジを緩めるのに使おうかなと思って買いました。
HP
いかがだったでしょうか?私は整備士時代掴みものは絶対クニペックスで揃えるんだ!って思っていましたが掴みもの系は日本メーカー非常に良いものがたくさんあることを知りました。
昔からやっとことか職人が似たような工具を親しんで使っていたからなんですかね?歴史をたどっていくと面白いかもしれません。
というわけで今回で一応掴みものシリーズはひと段落です。また色々調べて書いていこうかと思います。
本日は以上です。ありがとうございました!
ike-masu

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